チェロのレッスン 45

ブレヴァールのロンドの復習をやった。この曲はこれで3日回目。

注意事項

① トリルを弾く時は1から4の指まで、同時に全部押さえて弾く。そうしないとタイミング的に間に合わなくなる。

② フレーズの節目を意識して弾くことは前回教わったが、フレーズの終わりで盛り上がって(こぶしを付けて)はいけない。それをやると演歌調になってしまう。さらっと品よく終わらせる。

③ この曲はfとpが目まぐるしく切り替わるが、f指定で弾くところが結構長く続くケースが多いので、途中で音がしぼまないように注意する。具体的には70小節から85小節まで。かなり長い間、fで弾き続ける箇所。途中、76〜77小節にディミヌエンドが出てくるが、直後の78小節はfなので、その前のディミヌエンドは、それほど音量を弱める必要はない。77小節はフレーズの区切りだから、ここで多少絞る感じ。

④ 95小節の16分音符はf指定ゆえ、元弓でしっかり弾く。続く96小節はpの指定だが、先弓に戻していたのでは間に合わない。元弓の位置をキープしたまま弱音で弾く必要がある。97小節ではそのままクレシェンドすることになる。

⑤ 103〜104小節では6拍めにスタッカート指定があるから、きっちり音を切る。

⑥ 110小節のリタルダンドは2拍目からフレーズが変わる箇所に付けられているので、その点を意識する。

アレグロには5か月を費やしたが、ロンドは次回で終わりだそうだ。つまり1か月で完了となる。同じ曲の頭としっぽでこうも違うか?(発表会の準備のために時間を使いすぎた反動だろうか?)3月8日のレッスンから4巻の3曲目、マルチェロソナタホ短調に入る予定。マルチェロはもっさり弾くと野暮ったい音楽になってしまう。スタイリッシュに切れよく弾けるよう、今から練習しておこう。






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