チェロのレッスン46

先週はお休みだったので2週間ぶりのレッスン。ブレヴァールのロンドの復習をやった。この曲はこれで4回目。今日で卒業する予定だったが、前回のレッスンから時が経過した間に、細かく注意されていたところを、ちょこちょこと忘れていた。で、卒業は保留。同じ曲の前半部分のアレグロには終了まで15回かかった。後半のロンドが4回のレッスンで終わる・・・はずはなかった。

今日の注意点

① 弾く前に先生から「3小節目の後半は押さないで」といきなり注意が。Pで弾くところだが、クレシェンド指定が始まる箇所でもあり、弾きかたがやや雑になっていた。徐々にクレシェンドさせず、ここのアップボウで急激に音量を増やしていたようだ。同じフレーズは52小節、112小節にもある。

② 7小節の中ほどに出てくる前打音のCと、それに続くBの弾きかたもチェックが入った。ここはあらかじめ1と2の指を押さえておいて、2の指のみをパラッと上げる。1の指は押さえたままキープする。私は2の指で前打音を弾いている際に、1の指が浮き上がっていたので、ばたつく傾向があったようだ。そのことを指摘されてから、1の指を意識し過ぎて、同じフレーズの繰り返し箇所でなめらかに弾けなくなってしまった。先生からメトロノームを使って練習しておくようにとのお達しも。

③ 8小節のf指定があるスラーとスタッカートがかかったDとCは、弓を元まで一気に戻してガッツリ弾く。9小節〜10小節半ばまではそのまま元弓をキープし、音量を維持する。同じフレーズは58小節、118小節にも出てくる。

④ 39小節の最初のGは、フレーズの終結箇所なのでしっとり弾いて終わる。雑になってはダメ。

⑤ 50小節のritがかかった半音階の連続箇所は音程注意。打率8割程度なのを10割まで持って行くのが課題。

⑥ 74小節と76小節の後半の3連音符は1,2,4の指で弾く。拡張形なので注意。今回、注意されるまで1,3,4で弾いていた。こういうケースでは、2か3か、どちらの指で弾けばいいのか、いまだによくわからない。

⑦ 80小節最初の変ロ音は1の指をまっすぐ伸ばして弾く拡張形だが、指の伸ばしが足りないと音程が高めになるので注意。この後、同じ音が何度か出てくる。いずれも1の指の伸ばし方に注意を払う。中途半端な伸ばしではダメで、めいっぱい伸ばす必要がある。その指使いで前打音を弾いたり、十六分音符の連続をf指定で、元弓でがっしり弾く箇所も出てくる。1の指の拡張だけでは済ませてくれない。



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