グループレッスン 30

いつものようにニ長調の音階練習をしてからウエルナーをやる。

前半は第1ポジションの練習。モデラートとアンダンテの2曲。この頃、さらう曲が増えてきたので、ウエルナーの練習はちょっと休んでいた。レッスン前夜に少し弾く程度でお茶を濁す感じ。

そろそろ指番号なしで弾けるようにならないといけないから、ウエルナー教本には数字の記入はせずにいた。まだ視覚と左手がスムーズに連動していないので、弾いている最中は脳が苦しい感じでぎこちない。バイオリンなら譜面を見れば自動的に左の指が動くのとは大違いである。

そんな状態だったのだが、先生がモデラート(12小節ずつ4段ある曲)を、一人ずつ12小節ずつ弾かせるとおっしゃった。今日の出席者は11名。順番としては私が最後。どこがあたるか数えたら3段目である。

他の生徒が弾いている間に、急いで3段目に数字を記入した。いよいよ自分の番になったので、数字を見ながら弾いていたら、先生は続けて4段目も弾けとおっしゃる(汗

じーっと目を凝らして譜面を見て落ちずに弾けたが、考えている時間のタイムラグが出てしまって具合が悪い。左手の情報処理で手いっぱいで、右手まで神経が回らないため、ボーイングが頼りなくなる。指番号なしでも、条件反射的に指が動けばいいが、いつになるやら。ブレヴァールみたいに暗譜で弾けるところまで曲を覚えると、右手のことに意識を集中できるが、ウエルナーの暗譜はなかなか。

後半は第4ポジションの練習となった。スイスイ進んで最初のページは今日で終了。皆で合奏したのだが、時々オクターブ低いくらいの異音が混ざって聞こえた。最初は空調の音かと思ったが、チェロから出ているようだった。どこかで混線していたのだろうか、不思議だった。

グループレッスンもついに30回目。最近は進捗のスピードがどんどん速くなっている。ウエルナーも(退屈だからとサボらず)きっちり練習しないといけないと反省。




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