チェロのレッスン 47

ブレヴァール「ロンド」の5回目。まだまだ・・・先生がOKを出す気配はない。

今回の注意点

① 後半の80小節から出てくる変ロ音は1の指の拡張で弾く。この時、親指はファーストポジションの定位置から動かしてはいけない。1の指だけ伸ばすわけだが、ついつい親指も一緒に動きそうになる。そこをしっかりチェックされた。変ロ音は101小節まで頻繁に出てくるが、ずっと親指は固定。途中で十六分音符の連続があったりするから、かなり意識していないと親指の位置が崩れそうになる。2の指などの拡張時は親指も一緒に動かすことを何度も言われているが、1の指だけの拡張ではその逆。理屈では分かるが、体が逆の反応をしたがる。

② 前回注意された3小節目のA−B(p指定)を弾く時の押し込み癖は改善したが、今度は同様のフレーズの67小節、71小節のE、73小節、75小節のCなどはf指定の箇所なので、遠慮せずに押し込んでがっしり弾くよう言われた。押したり、押さなかったり・・・

③ 65小節、124小節の付点四分音符は十分に長さをキープするように注意された。早めに切り上げていたようだ。

④苦手の前打音の切れを、さらによくするようにとの指導も。前打音なしで弾いて3拍子系のリズム感をきっちり押さえておく。


この曲はポジション移動は少ないが、拡張が頻繁に出てくる。その際の親指の位置がポイントになる。見かけほど易しくない曲。



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