グループレッスン 43

発表会が終わった後の最初のグループレッスンがあった。 冒頭、2名のメンバーから退会の意思表示のお話が・・・・。 練習に付いて行けないので個人レッスンに切り替え、じっくりやっていきたいという方と、 仕事が忙しくチェロに触れる時間がほとんど取れないという方。 ご両人とも、グループレッスンが始まってちょうど1年の発表会をひとつの区切りにしたい由。それを聞いた他のメンバーからは、遺留発言が相次いだ。

グループレッスンである以上、平均的な進み具合の大多数に合わせるのは、やむを得ない。個人レッスンはマイペースで習うことができるが、グループレッスンではそうはいかない。S先生からは、少し遅めに進めるという提案があったが、その後にやったウエルナーの練習は 、結構、はしょり気味だった(汗

昨年4月、グループレッスンを主催する地元オケのチェロ教室募集案内説明会では、3年のレッスンでオーケストラに参加して弾くことを目標にという説明があった。それでチェロは簡単に弾けるようになる楽器と思った人がいたとしたら、お気の毒だった。 大学生なら1年生の時に楽器を始めて、2年生になるとステージに乗って弾いている。3年生、4年生のころは、中堅プレーヤーみたいな顔をするようになる。若いし、時間もあるので楽器習得のスピードが速い。 しかし、社会人の中高年では、そうはいかない。

オケの団長さんは、弾けるところだけ弾けばいいと仰せで、その時が来たら、ホールの舞台に25名分のチェロのスペースを用意すると話していた。客席を減らしてオーケストラピットの場所を使うつもりらしい。13プルトのチェロが乗るオーケストラは見たことないが、当該オケのバイオリンセクションは、そんな感じで弾き手が舞台上にあふれているから、まんざらでもない。 大人数なので、中には、時折、エアーバイオリンとかエアーチェロになる人もいるらしい。「参加することに意義がある」オケなのだ。



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