チェロのレッスン 60

バッハ 無伴奏組曲第1番「メヌエット」の3回目。この曲のあちこちに出てくるスラーがかかった3つの八分音符を弾く際の弓の分量配分(3分の1ずつ分配する)についての注意があった。均等に弓を分割して使わないと、スラーでつながる3つの音符が均一に鳴らない上に、妙な押し込みによるアクセントも付いてくるので要注意とのこと。

最初に先生と一緒に全曲を通して弾き、次に私がソロで演奏した。ここで細部のチェックが入って、再び先生と合奏。こんどは先生の演奏とぴたりと合っていた。最後に、ふたたび私がソロで弾いてOKが出た。今回でこの曲は終了。7月5日に取り組み始めて、レッスン3回で終了になるとは予想外の展開。

続いてスズキ教本第4巻4曲目のチャイコフスキーシャンソントリステ」に着手。テノール記号の曲である。今月中に「シャンソントリステ」まで進むとは思っていなかったので予習してなかった。テノール記号の譜面を初見で弾くのはチンプンカンプン。とりあえず指使いの確認をした。

平板な曲想の音楽でリズムはシンプルだが、2ポジ、3ポジ、4ポジの間を行ったり来たりするため、音程が取りにくい。♭が二つ並んだト短調は、1の指が拡張形になることがあるのもちょっと厄介。とはいうものの、チャイコフスキーの音楽らしくメロディは覚えやすい。テノール記号に慣れれば、この曲はすぐに終わりそうな気がする。今日のレッスンは60回目だった。個人レッスンは月に3回あるので20か月分。チェロを始めて1年と8か月が経過した。





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