グループレッスン 49

今回も参加者10名と少なめだった。いつものように音階、ウエルナー、ドッツアウアーの順にやった。

ウエルナーの第4ポジションの練習曲は、私にとっては4の指が鬼門。小指が十分に伸びきらず音程が低めになりがちで、そのまま、全体のピッチも下がってきているらしい。練習曲にはメロディ的要素がなく、自分では音程のズレがよく分からない。休憩時間に一人で弾いていたら、S先生から「○○さん、音程低いです」といわれてしまった。前回も同じ注意をされたのだが・・・。

最後は10月の発表会で演奏予定のオッフェンバックの二重奏曲から第1楽章をやった。超スローテンポによる練習で、普通のテンポ感を逸脱した速度を維持するのは、かえって弾きにくかった。そんなスローな演奏でも、休符の前にある四分音符の長さを付点付きぐらいに伸ばす人もいて、合奏の縦の線が合わない。

私にも覚えがあるが、リズムが崩れるのは意識して数えずに、漫然と弾いているから。以前、指揮者の先生かから「クラシック音楽の基本は数えること」と教わった話を思い出す。






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