チェロのレッスン 67
今日は ヴィヴァルディのソナタ ホ短調の第2楽章を重点的にさらった。
① 3小節から6小節までの間のフレーズの区切りを意識して弾く。具体的には4小節の2拍目前半のA、5小節の2拍目前半のG、6小節の2拍目前半のEがそれぞれフレーズを閉じる音になる。これらは弱めに弾いて、フレーズをソフトに終わらせる。
② 7小節の1拍目と2拍目のスラーでつながったBは、弾き始めはきっちり硬めに弾いて、すぐに力を抜く。波のような抑揚をつける箇所。
③ 13小節の最後から15小節の冒頭にかけて、スラーでつながったスタッカートが付いた八分音符が3回出てくる。15小節の中間で、同じようにスラーでつながった八分音符が出てくるが、ここにはスタッカートは付いていないので、レガート気味に弾く。スタッカートの有無の差を意識する。
④ 17小節〜18小節にかけて八分音符+十六分音符2個の音形が3回出てくる。ここはタン・タカ/タン・タカ という切れのいいリズムで弾く。タータカ・タータカとベタついてはダメ。
⑤ 29小節の後半から十六分音符が連続して出てくる。楽譜ではmfの指定だが、ここはmpで弾き始め、徐々にクレシェンドしてゆく。31小節あたりからmf、32小節でfにする。