大人の発表会

グループレッスンでお世話になっているS先生のお父様が主催するお教室の発表会を見に行った。舞台で弾いたのは全員大人の生徒さんたち。楽器はヴァイオリン11名、チェロ4名。他にピアノ2名。午後1時半に始まったソロの部は、15プログラムを休みなくやった。

チェロは全員女性で、演目はブラームスソナタ1番(1楽章)、ベートーヴェンソナタ2番(1楽章)、フォーレのエレジー、バッハの無伴奏組曲1番のプレリュードといった内容。

ヴァイオリンも演奏者の大半は女性だった。ベートーヴェンのスプリングソナタとかロマンスなどの有名曲が披露された。その中では、ヴィニアフスキーの「華麗なるポロネーズ」を弾かれたおばさまは、真っ赤なドレスで登場し、暗譜で難曲を迫力たっぷりに弾いていた。もうおひとり、フォーレソナタを豊かな音量で見事に弾き切った女性もおられた。この2人は相当長い演奏キャリアがある印象で、他の人たちとは音が違っていた。

男性は3名登場し、20代の若者と85歳のご老人がヴァイオリンを、60代の男性がピアノを披露した。85歳のおじい様は椅子にすわって小品を弾かれた。舞台から戻る時、両手に楽器と弓を持って歩くのが不自由らしく、途中でよろけて弓を床に落とされた。

その後のアンサンブルの部ではモーツアルト弦楽四重奏が2曲弾かれた。第一バイオリンを生徒が弾いて、残りのパートは先生方が担当していた。最後はS先生のお父様(元N響奏者)が生徒さんのピアノでモーツアルトのヴァイオリンソナタを弾かれた。

休憩時間にワインがふるまわれ、私はコップで4杯も飲んでしまった(-_-)/~~









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