チェロ・アンサンブル #28

今日はメンバーだけの自主練。①Canon(J.Pachelbel)、②Adagio KV580a(W.A.Mozart)の2曲を練習した。9月4日のアンサンブル会に参加して披露するための準備である。1グループ15分以内の制限時間内に2曲の演奏が終わるかどうかを計測してみた。2曲合計13分程度で収まった。

私はカノンでは4番チェロを担当している。アンダンテ(♪=65ぐらい)のテンポを採用することになったが、16分音符、32分音符の連続箇所が大変そうなので、もう少し遅めのテンポが無難ではないかと思った。しかし、みなさんは勢いに乗って弾きたいので速い方がいいとのこと。細かい音符が続く難所を気合いを入れてカクカクと弾く人、そうでない人などいろいろだったが、団体でまとまると平均化されて奏法の違いが気にならない迫力がある。

モーツアルトアダージョは半音階が多発する曲である。晩年のモーツアルトが書いたグラスハーモニカのための音楽のような虹色に輝く妖しい蠱惑感が出るといいのだが。現状は滑らかさに欠けて粗っぽい。ソットヴォーチェでの微妙な表情のつけ方を検討してもらえるよう提案しておいた。



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