チェロ・アンサンブル #36

先生が来ない自主練の日だった。欠席者が多くて6名での練習となった。先生に見てもらっている「サポージニコフ教本」の1番から8番までの復習と、9番、10番の予習をした。グループのメリットを活かして、今回も一対一の2名一組で、教本の練習曲(上下2パートになっている楽譜)を順番に弾いていった。サポージニコフはどの曲も短いが、要点を押さえてあるので何をすべきなのかが生徒に理解しやすい。どの曲も正確にきっちり弾こうとすると、各人の普段の基礎練習の成果が露見してくるようなところがある。

2回目の参加となる初心者の方には別メニューを練習してもらった。解放弦を使ったボーイングの練習(全弓・半弓・マルテレ奏法)と、ピチカートによるニ長調の音階練習1オクターブ。右手の弓は音を出すだけではなく、リズムの刻みも同時に行っている。そのことを理解してもらい、全弓、半弓の運弓を正確に均等な分量と速度で行なうのがポイン。しかし、下げ弓と上げ弓のスピードが違ってしまい、音量もリズムも定量を維持出来ないとか、弓先で音が抜けるとか、初心者にありがちな傾向が見えていた。

夫婦で参加しているメンバーが連れてくる赤ちゃん(9か月)は2ヶ月ぶりの登場。だっこしてみたら、前回と比べるとひと回り大きくなり、もう膝の上で寝かせられないサイズになっていた。



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