チェロアンサンブル#47

今日はO先生の指導日だった。出席者は5名。いつもの「サポージニコフ教本」から30番〜33番をさらった。

30番は楽譜に指定がある2種類のスラーを弾き分けた。3連符のリズムは「メタボ・メタボ・メタボ・・」のような言葉に置き換えてみるとカウントしやすい。

31番と31番(a)は3連符の最初にアクセントがある。その部分はアタックを刻み付ける通常のアクセントと、丸みと重みのあるずっしりした音でアクセントをつける弾き方の両方を練習した。

32番は分散和音の3連符を2種類のスラーで弾き分ける練習。3段目の3小節は転調とフォルテ指定があるので、音色を変えて重みを付けて歌うようにとのこと。5段目はピアノからクレシェンドしてフォルテになる音量変化を明確に付けること。最後の小節のみスラーのかかり方が違うので注意。この曲は音程とボーイングの両方に注意を向ける必要があるため、スムーズに弾くのは案外難しい。参加者は順番に単独演奏を披露しO先生にチェックしてもらった。その結果、いろいろと問題点があぶり出されていった。みんなの前で1人ずつ弾かせる点は、大手音楽教室系のグループレッスンとは違うところ。


33番はヘ長調のため1の指の拡張が出てくる。シンプルだが、なかなかに良い曲。上下2パートを各1名ずつ担当し、ローテーションしながらそれぞれのパートを弾く合奏練習を繰り返した。小人数のグループレッスンのメリットを活用する練習方法で、毎度1対1の合奏をやっている。真剣勝負みたいになるからスリリングで面白い。次回のレッスン(10月29日)は34番からの予定。



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