ヴァイオリン教室 #91

最初にロシア語の教材「1の指を固定し、2,3,4の指を交互に動かすエクササイズ」をやった。次に「新しいバイオリン教本第2巻」44番の「移弦の練習」の復習。八分音符2個がスラーで連続しながら移弦を繰り返す箇所は、「付点八分音符+十六分音符」とか「十六分音符+付点八分音符」にリズムを変更して練習し、その後に八分音符2個に戻ると弾きやすくなるという説明があった。

さらに45番の「アリア」を練習。途中から走り始める人がいたが、ピアノ伴奏を付けて弾いたらさすがにテンポは安定した。46〜51番が次回の予習対象になった。

休憩後はテキスト第3巻の22番、24番をさらった。ポジション移動の練習である。O先生はテキストの注意書きとは異なり、グリッサンドというか、ポルタメント風に滑らかに手を移動させる練習を重視しておられた。ガクガクと手を移動させずに、さらっとスムーズに動かすということ。最後にヴィブラートの練習をした。O先生がモスクワ音楽院で教わったメソードによると、イメージ的には左手首を固定して腕や手首は動かさず、指先だけを柔軟に揺らして半音ぐらい音程が動く練習を繰り返すといいそうだ。私は半音ずらすと聞いたので、わざと半音ほど音程を動かして遊んでいたら先生のチェックが入り、指で弦を押さえるポイントは固定し指の第二関節あたりを伸ばしたり縮めたりする指導を受けた。理論的には指の位置が完全に固定していると音程は変化しないので、微妙に滲む感じ。ヴィヴラートのかけ方はいろいろあるが、指先だけでかけられたら重宝しそう。




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