チェロアンサンブル#53

今日はO先生による今年最後の指導日だった。参加者が少なく3名での受講。個人指導なみの密度の濃いレッスンを受けた。いつもの「サポージニコフ教本」は43番から始まり47番まで進んだ。

44番は第4ポジションのみを使うエクササイズ。2段目の2小節の3拍目・4拍目は3と4の指を同時に押さえる必要がある。同じ指使いの箇所が7小節間連続するので指が痛くなった。疲れてくると小指が十分に伸びず音程が下がるため先生からチェックが入る。他の2名の生徒も44番はフウフウ。



続く45番、上のパートは比較的簡単だが、下のパートがくせ者だった。ハイポジションを多用するよう先生から指示が出たのだ。2小節目のGisは1の指で弾くが音程が取りにくい。その後も1の指をちょっと伸ばして半音ずらす動きが出てくるため、だんだん怪しくなってくる。O先生は微笑しながら難しい課題を出してこられる。第1ポジションを使えば問題なく弾けると思っていたが、そうは問屋が卸さなかった。

46番と47番は付点四分音符と八分音符をレガートでつなげて弾く練習。似たようなフレーズが出てくるけれど、46番は4拍子、47番は3拍子なのでリズム感の違いを意識する。

今日はクリスマスイブ。1年間の感謝の気持ちを込めてO先生に定番のお菓子を生徒一同から進呈した。甘いものには目がない様子で、大変喜んでいただいた。




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