ヴァイオリン教室 #93

新年1回目のレッスン。産休で昨秋から休まれていた先生がカムバックされ、久しぶりに2名の先生方による指導となった。「新しいバイオリン教本第2巻」の46番「変ホ長調の練習」の復習から始まり、47〜51番まで。休憩後は52番「カノン」と53番「ぼだい樹」を練習。「カノン」の最後の段落ではポジション移動の練習のためセカンド・ポジションの指使いが指定された。ちょっと前まで盛んにやっていたグリッサンド風に音をずらすソフトな移動は禁止で、右手のボーイングを工夫し、ポジションを移動をする際に一瞬だけ音を途切れさせてグリッサンドにならないよう弾く指導があった。

53番「ぼだい樹」では三連符になっている八分音符と普通の八分音符が3つ並ぶ箇所が混在している。両者のリズムの違いを意識するようにとの注意があった。今までならこの辺で終わりだが、今日はさらに54番「ノクターン真夏の夜の夢)」まで進んだ。冒頭のテヌート、スタッカート指定のある音符の弾き分け方、弓の配分に関する注意などがあった。4年計画のグループレッスンはこの4月で満3年となり残りは1年。先生方は第3巻までは進める意向のようで、従来に比べるとレッスンの進め方が随分と速くなった印象を受けた。


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