車のエンジンが不調

昨日、奥多摩からの帰り道、圏央道を走行中、エンジンに異常発生を知らせる警告灯が付いた。圏央道は車を停車出来るパーキングがほとんどないため最寄りのインターチェンジで降り、しばらくエンジンを止めて様子を見た。メーター内で黄色いエンジンマークが点灯するのを見るのは、今の車では初めての経験。これって何?ひょっとしてオーバーヒート??

昨年の年末に12か月点検をした際、エンジンのベルト類は新品に交換済(ファンベルトが切れるとオーバーヒートする)、冷却水、エンジンオイルも交換済だから原因が思い浮かばない。警告が出るまでは(出てからも)エンジンに違和感は感じなかった。

マニュアル本を取り出して調べたら、速やかに整備工場で点検して下さいと書いてある。山奥に整備工場があるわけもなく、しょうがないので圏央道には戻らず下の道を走行して帰宅。今朝、いつもの整備工場に電話して車を持って行った。整備士が車にコードを接続してPCにデータを取り出している。異常発生した日時やその時のエンジン回転数とかが記録されているらしい。調査した結果、冷却水の温度が十分に上がりきらず67度ぐらいしかないため、もっと温めろという意味の警告が出ていたそうだ。その場合、車が自分で判断し、エンジンに多めにガソリンを供給するから燃費が悪くなるらしい。オーバーヒートの逆で、エンジンが冷え症気味とは贅沢なトラブルだと整備士がいっていた。

昨日はメーターの冷却水の温度計は80度ぐらいをさしていたが、実際はそうでもなかったらしい。 とはいえ、温度を感知して調整するサーモスタットが経年劣化している可能性も考えられるとのこと。しばらく様子を見るよういわれて帰ってきた。ちなみに、オーバーヒートの場合は、警告灯が赤く光るのだという。今回は黄色だったので緊急事態ではなかった模様。エンジンマークの警告灯の色が赤と黄では意味が違うとは知らなかった。 やれやれ。

現在使っているドイツ車は消耗部品を定期交換すれば20年は大丈夫と聞いている。まだ10年目(走行距離は4万キロ)だから、もうしばらくは使いたい。しかし、この頃は定期点検時の部品交換の見積もりが40万とかになり金食い虫になりつつある(見積もりなので先方の言い値のままにはしない)。燃費はリッター6キロの水準でハイオクをがぶ飲み。維持費の高さに目をつぶれば、いい車なのだが。私のチェロ仲間はドイツ車好きが多くて、フォルクスワーゲンアウディBMW、ミニ(BMW傘下)、ベンツがそろう。中には半世紀前に作られたカルマン・ギア(ステアリングが象牙製!)にチェロを積んで乗り付けてくるマニアックな人もいる。



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