ヴァイオリン教室 #106

I先生の単独指導だった。「新しいバイオリン教本第2巻」55番「長調短調の音階練習」のニ短調の9回目の復習とト長調の1回目。次に同テキスト第3巻の22番〜27番「第1位置と第2、第3位置の移動練習」の何回目かの練習をやった。セカンドやサードポジションに移動する時、中間にひとつ音を加えてステップアップしてゆく練習方法を教えていた。

休憩後は61番リーディングの「コンチェルト」をピアノ伴奏付きで弾き、この曲は本日で終了となった。最後は63番「ザイツのコンチェルト第2番」の1楽章の2ページ分を見てもらった。重音が連続する箇所を重点的に練習したが、その他の部分は問題なく進んだ。大半の生徒はスムーズに弾けているから、案外早く終わるかもしれない。

来年4月開講の地元オケ主催・第5期ヴァイオリン教室の募集チラシが出回り始めた。教師は同じ先生方2名。実施期間は4年。チラシには「人生100年!? ヴァイオリンを生涯の友としませんか! 対象は初心者です。オーケストラで演奏することを目指しますが、将来の入団を前提条件とはしません」と書いてある。

グループレッスンは進捗が遅い。第4期教室は最終年度(4年目)になったが、まだ白本の第2巻が終わらない。残りは10か月だから3巻の途中で教室は終了するだろう。サードポジションで弾くヴィヴァルディの協奏曲イ短調まで行けるかどうか。経験者が半数近くいてもその程度。レッスンを受講すると初心者でもオーケストラ演奏が可能になる(かも)と勧誘するなら、指導のスピードを相当速めないと目標に追いつかないだろう。



にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村