弦楽合奏#8

毎月2回の定例練習の2回目。14時〜16時45分まで。今回は欠席者がいてファースト3名、セカンド6名、ヴィオラ2名、チェロ1名、コントラバス1名の合計13名が集まった。

【練習メニュー】
基礎練習は音階と Mozart交響曲第17番の2楽章。
曲の練習は「愛のあいさつ」「80日間世界一周」「浜辺の歌」「私のお気に入り」

80歳近い最年長者でファーストのコンマス席で弾いている方は曲の最初に「1,2,3,4」と合図するのがお仕事。それ以外の音楽的な指導に関しては、次席に座っている指導者(70歳)が仕切っている。コンマスさんは4拍子の場合、「1,2,3,4」と声を出して合図していたが、指導者から「1,2,3」までで数えるのを停めるよう注文されていた。「4」は各人が心の中で数えて演奏をスタートするのがベターとのこと。声を出しての開始の合図は普通はしないから、徐々にそういうスタイルに移行出来ればいいだろう。

ある曲の最後でセカンドパートに3重音が連続する部分がある(ディヴィジで弾く)。6人のセカンドが2名ずつ最低音、中音、最高音を分担する。2名ずつに分かれると、どのチームも心細いのか、自信なさげで頼りない。フォルテだというのに、音量が出なくて困ったことに。


指導者はセカンドの人たちに細かく指南していた。アクセントがある音は全弓を使うとか、最後のスフォルツァンドは弓を返すとか。セカンドのみなさんも真面目に取り組んではいるが、弾けないものは急には弾けない。

その間、ファーストは同じ音をずーっと弾いているだけ。私はセカンドの高音組を援護してみた。一人加わっただけで全然違うと指導者はいう。ボーイングに難があり、音が前に出てこない人が多いのだ(弓を指板上で弦に当て、駒に対して45度の角度をつけて弾く人もいる)。はっきりした音で弾ける人がセカンドにいれば時間のロスが減る。私としてはセカンドに移って補強した方がいいのでは思うけれど、今度はファーストが人数不足で困るそうだ。「チェロパートへの移籍」とか、いい出せそうにない。



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