ヴァイオリン教室 #127

O先生による指導日だった。 初めにカイザー4番の復習から。指を広げるエクササイズとして、E線のFを1の指で押さえながら小指を伸ばしてB、 C、Cisを順番に押さえる練習をやった。この後にテキストに戻ると(指が広がって)音程が上ずってくる人もいた。私の場合、チェロも弾くので指の拡張は慣れている。ヴァイオリンは拡張幅が狭いから全然大丈夫。曲の最後に出てくる4重音(ピチカート)では、GとDの2本の弦を同じ指で同時に押さえるが、先生が順番に観察して回ったところ、両方の弦を均一に押さえられない人が大半だったという。弓を持ちながらのピチカートは、勢いよくやりすぎるとフロッグの端を楽器の表板にぶつけたりするから危ない。

 

続いてカイザー1番、十六分音符を4個ずつ一弓で弾く何度目かの復習もした。次回は変化形の16番をやるそうだ。私が持っている音楽之友社版テキストにはそういう番号の練習メニューはないのだが、ぶっつけ本番で何とかなるだろうか?

 

「新しいバイオリン教本第3巻」は43番のヘンデル「ヴァイオリンソナタ第3番」第二楽章アレグロの5回目をやり、今日で終了。続いて41番のボッケリーニ「メヌエット」をちょっと弾いた。次回(来週)に本格的にやる曲だが、テキストのセカンドポジション指定の指番号をファーストに変更する指示があった。ボッケリーニはスピッカートを使う場面があるので、キラキラ星変奏曲を使って弓を跳ばす練習をやった。

 

先生から42番のヴィヴァルディのコンチェルトイ長調も見てくるようにとのお達し。この教室は3月末で終了するため残りのレッスンは5回。この間まで単純なフラジオの練習にたっぷりと時間をかけていたのがウソのよう。急に忙しくなった。

 

 

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