チェロ・アンサンブル#78

今月2度目のO先生のレッスンだった。6名が出席。サポージニコフ教本は前回から継続の83番の復習と84番の2曲をやった。いずれも第3第4ポジションの混合練習となる。両曲とも下のパートの音程が難しく、重点的に見てもらった。最初から最後まで重音が続く84番の下のパートは次回に持ち越しとなった。

 後半はヴィルヘルム・フィッツェンハーゲンのチェロ4重奏曲「アヴェマリア」の6回目。3週間ぶりの合奏である。最初は各人のテンポが一致せず先生に手拍子を打ってもらった。音符が混みあって忙しくなるともたつき、テンポが遅くなる傾向があるため、メロディを担当するパートの呼吸が揃わない箇所があちこちにあるのは前回と同じ。たまに集まってぶっつけ本番的な合奏をする程度だからなかなか合わないのは当然かも。曲の最後に出てくるフラジオ5回の連続箇所も各パートのテンポが不一致となるため、先生の手拍子に合わせる練習をした。特にフラジオを使わない4番パートは音量が過大になるため、だいぶ注意されていた。この曲、4つのパートがきれいに揃うとなかなか美しいけれど、そういう瞬間が持続しないところが課題として残る。メンバーの演奏技術の問題もあるので、この曲はそろそろ次回あたりで打ち止めになりそうだ。

 

 

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