弦楽合奏#23

2月1回目の定例練習だった。ファースト4名、セカンド6名、ヴィオラ2名、チェロ3名が出席。いつものように最初に基礎練習を50分ほどやった。分散和音による移弦の練習曲と、 モーツアルト交響曲第17番 K.129 の第2楽章。分散和音の練習では、指導者から平均律で音程を取るなという説明があった。隣り合う音を取る場合、平均律より低めに取らないと濁りが目立つケースがあるとか、そんな内容。弦楽器の音程は、同じ音符でも低め、高め、中庸(?)・・・と何種類かを使い分ける必要があるというお話だった。

 

休憩後は曲の練習となり、以下の4曲をさらった。①It's A Small World、②エデンの東、③私のお気に入り、④メンデルスゾーン「 弦楽のための交響曲第3番」第2楽章

 

最初の3曲はこれまでに何度もやっている。合奏精度を高めるためにセカンド・ヴァイオリンの皆さんが重点的に絞られていた。曲の途中に休符が挟まると、よっこらしょと本格的に休んでしまいリズムの刻みが止まり、その結果出遅れるとか、フレーズの弾き始めが自信なさげでお互いに様子見、おずおずと始まる悪癖の修正とか。

これらの弱点は弾ける人が参加すれば解決するだろう。そこでファーストからセカンドへの移動を検討するのだが、なかなか難しい。ファーストにもリズムのカウントが苦手で走り出す人がいて指導者からダメ出しを受けていたりで、人員の余裕がないのだ。最近、チェロに経験者が参加したので、低音は量感が増え柔らかく聞こえるようになったけれど、ヴァイオリンは人手不足のままである。

 

最後にやったメンデルスゾーンの弦楽のための交響曲第3番第2楽章は、今日が初回。メンデルスゾーンが12~14歳の時に作曲した13曲セットの弦楽のための連作とのこと。半音階の使い方に妙味があって魅力的な響きを放つ曲だった。

 

 

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