弦楽合奏#26

ファースト4名、セカンド5名、ヴィオラ2名、チェロ3名が参加。14時開始。最初基礎練習を50分間。スタッカートを中心とするオリジナルメニューとヘンデル 合奏協奏曲 No.6-2 第3楽章。

 

15時からは曲の練習。Mozart 「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」第1楽章の1回目から。冒頭の3重音はガッツリではなく、はんなりと響かせるよう指導者さんから要求された。宮廷音楽らしいエレガントな弾き方が必要とのこと。他にもレガートで弾くことが多い部分をスタッカートに変更するなど、ピリオド派の弾き方を参照しているらしい。

この曲では私はセカンド・ヴァイオリンのパートを弾いた。セカンドの人たちの技術レベルを勘案すると、この曲は背伸びすることになり、修正のための時間が増えてくるのは必定。霞んだ音で弾くし、入りのタイミングも曖昧。連続スタッカートを中弓でバタバタ弾いている人も。弓のコントロールが出来ていないから意味不明な行動を目にすることが多いのだ。

技術面で問題山積の人たちに、伴奏の対旋律などリズムも音程も弾きにくい、ややこしい譜面をあてがうのは修正のための指導時間が増えて非効率である。しかし、ハイポジションを使えないからファーストの楽譜もお手上げ。別団体で見たことがある初心者用にアレンジした簡易譜(音符を間引いたり、オクターブ下げたり)の導入を検討すべきかもしれない。

 

モーツアルトの後は「北の国から」とメンデルスゾーンが作曲した弦楽のためのシンフォニア第3番の第2楽章の2回目をやった。 途中10分の休憩があるとはいえ、2時間40分の練習時間は長丁場である。他パートが絞られる様子を見ている待ち時間が多いから、余計に長く感じる。

 

 

 にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ

にほんブログ村