弦楽四重奏#3

毎月1回練習している平日弦楽四重奏団。今日は13時から15時20分までモーツアルトの「弦楽四重奏曲第4番 K.157 ハ長調」の最終練習をやった。3回目ということで完成度も高まって上々の出来だった。来週の土曜日に公開演奏をする予定。今日使った公民館の部屋はよく響くため、軽く弾いてやるだけで音が飛んで行った。音が伸びる場所のため、さらっと軽く弾いてやらないと演奏が重くなりすぎると注意を受けた。来週の本番会場は響かないらしいので弾き方を変える必要があるかもしれないとのこと。練習を楽しむ趣旨からいえば、響きがいい場所の方が面白いとセカンドの女性も満足な様子だった。

 モーツアルトの第2楽章でチェロが十六分音符の分散和音を繰り返す箇所は鬼門である。だいぶ練習したが相変わらず滑らかに弾けない。G線のハイポジで小指を伸ばしてFを取る必要があり、無理をすると腱鞘炎になりそう。フィンガリングが難しい点を他のメンバーにお知らせし、問題箇所は少々粗い音になるがそれで済ませることにした。本番では演奏時間の制約があるため繰り返しは第3楽章の最初以外はしない。だが繰り返し記号が出てくると条件反射的に戻りそうになり、エッと迷った瞬間、繰り返し直後の音を落としてしまった。それも2か所。危ないので楽譜にバツ印を書いておこう。

 

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    十六分音符のかたまりの4番目と8番目の小節にあるFに苦戦

 

 

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