平日ピアノ・トリオ
今日は14時から3時間ほど、最近知り合った大変上手なアマチュアピアニスト(子供のころからピアノを習ってきた男性)と一緒にチェロ仲間宅に参上して三重奏を楽しんだ。チェロ仲間は音楽教室の講師歴が長い人。自宅の音楽室にグランドピアノ、アップライトピアノ、エレクトーン、チェロ2本が置いてあり、防音対策済。ご近所に遠慮なく演奏を楽しめる環境を備えている。
私はヴァイオリンを持参。まずはショスタコーヴィチの2本のヴァイオリンのための5つの小品を、ヴァイオリンとチェロ、次にチェロ2本の組み合わせでピアノと合わせてみた。元がヴァイオリン曲なので、チェロで弾くには1オクターブか2オクターブ下げた楽譜を作る必要がある。両方作成してみたが、曲によっては1オクターブか、ヴァイオリンと同じ高さで弾いた方が感触がよかった。2オクターブも下げてしまうと鈍くなり過ぎる。
続いてシューマンの3つの小品をヴァイオリンとチェロで合わせてみた。オリジナルはオーボエとピアノの曲で、ヴァイオリンで弾くと音域が重なって楽だった。チェロ友が弾くのを見ていたがかなり大変な様子。譜面はほとんどテノール記号。
その後はチェロ友が「愛の賛歌」を合わせていた。ヴァイオリンにせよチェロにせよ、ピアノ伴奏付きで演奏出来る機会はめったにないので有難い。教室の発表会などでは相手はプロのピアニストだから緊張するし、リハーサル時間も限られてくる。今日のような仲間内でやる場合はリラックスして弾けるし、細かいところの修正もお願いしやすいから助かる。ピアノを弾いてくれた男性は自宅マンションにスタインウェイのピアノを置いているそうだ。しかしマンションゆえ大きな音が出せず、ほとんど電子ピアノで練習中とか。なのでガンガン弾いても大丈夫で楽しかったとのこと。最近定年退職して暇になったから時々合わせたいとの意向だった。われわれも似たようなものだから、平日弦楽四重奏団に続いて平日ピアノトリオを結成することにした。そのうちハイドンのピアノ三重奏曲にチャレンジしてみようと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=FNKPIo6TBKY