ゴルフもいいけど・・・

昨日、茅ケ崎の名門ゴルフ場「スリーハンドレッドクラブ」でプレーされたこの方、ゴルフがお好きなのですね。住宅密集地が足元まで迫る丘陵の頂上に造成されたゴルフ場は植栽が大木揃い。うっそうと繁る森の中にいるみたいでとてもいいところです。メンバーを300人に限ったことから「スリーハンドレッド」と命名されたそうで、入会資格は、政治家は首相、外相経験者に限られ、財界人は一部上場企業で50歳以上等が基本ルールとのこと。凄いですね。庶民はゴルフ場の縁にある遊歩道をお散歩しながら、フェンス越しに名士のみなさんのお姿をチラ見したりしています。

 

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ところで、ゴルフで英気を養うのもいいけど、こういう揮毫を拝見しますと漢字の勉強もしっかりされたらよろしいのにと感じてしまいます。

 

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平成の「成」を書きなれていない方だったとは・・・こういう証拠があちこちに残っているのでしょう。恥ずかしいですね。官邸が記録を残さない、すぐに書類を廃棄するとかしているのは、ひょっとしてこういう理由もあったりするのでしょうか?

 

驚愕の事実! 日本の総理大臣は小学校4年生の漢字が書けない!!! 安倍晋三くん - みんな楽しくHappy♡がいい♪

 

最近、こういうことを言っている人がいます。

「人格的な脆弱性においてここまで未成熟な為政者をこれまで戦後日本にはいたことがない。このような為政者の登場を日本の政治プロセスは経験したことがないし、予測してもいなかった。(中略)問題は・・・嘘をつくことに心理的抵抗のない人物、明らかな失敗であっても決しておのれの非を認めない人物が久しく総理大臣の職位にあって、次第に独裁的な権限を有するに至っていることを座視している日本の有権者たちのふるまいを説明することの方です。いったい何を根拠に、それほど無防備で楽観的にしていられるのか。僕にはこちらの方が理解が難しい。どうして、彼のような人物が政治家になれ、政党の中で累進を遂げ、ついに独裁的な権限をふるうに至ったのか、それを可能にした日本の統治機構有権者の意識の方に関心がある」。      http://blog.tatsuru.com/2019/05/28_0558.html

 

ここで問題視されている有権者には富裕層とそうでない層があるので、有権者とひとくくりにするのは無理があると思われます。富裕層の側から見れば、近代日本政治史上、為政者としては類を見ないほど劣化した知性を持つコンプレックスからでしょうか、恥も外聞もなく支持層に向かって利益供与を続け保身に躍起な人物は、とても使い勝手がいいパペットに見えるはずです。日銀や年金基金などの資金をつぎ込んで株価を買い支え、アメリカからは高額な軍事関連の買い物をする。これほどに富の付け替えに熱心な為政者はいませんから、数々のスキャンダルを起こしながらも、権力の座に居座り続けられる。富裕層(=上級国民=支配層)の支持を取り付けている限り地位は安泰です。

参議院予算員会での共産党の小池氏との質疑応答で(大企業や富裕層への課税強化を)「間違った政策だ」と明言される映像には、自らのポジションを正直に語る姿が記録されています。(25分8秒あたり)

 

 

www.youtube.com

 

 

これに対して、税金や社会保障費を搾り取られる側の被支配的階層は、そもそも選挙に行かない人が多いし、朝三暮四というか目先の自己の利益には敏感でも将来の見通しまでは考えが及ばない。与党はそういう階層の思考力や洞察力のレベルに合わせたイメージ戦略を展開しています。滑稽にしか見えないイラストですが、楽観的な一般大衆にはこの程度が丁度いいと踏んだのでしょう。7月の選挙でも、してやったりとほくそ笑む為政者の恵比寿顔を拝見出来るでしょう。

 

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