田園地帯の弦楽合奏#34

6月から関わる弦楽アンサンブルが二つになったので、このブログでは今まで継続してきたアンサンブルを田園弦楽合奏団(練習場所の公民館の周囲に水田や畑が広がっている)、今月から参加した団体を城下町の弦楽アンサンブルと呼んで区別することにします。

 

今日は田園弦楽合奏団が、ほぼ毎月1回のペースで巡回している地域の自治会館での演奏会があった。12時集合、リハーサルを1時間ほどやって13時30分開演、14時30分終了。演目はいつもと同じ11曲。昨年から同じプログラムで5~6回演奏している。さすがに出演者の皆さんは慣れていて、安定した演奏になっていた。

 

① いつでも夢を    

② 青い山脈      

③ 故郷(ふるさと)  <歌>

④ 七つの子      <歌>

⑤ みどりのそよ風   <歌>

⑥ エーデルワイス   <歌>

 

​    楽器紹介

 

⑦ にっぽん昔ばなし

⑧ 結婚ワルツ

⑨ 黒い瞳

⑩ ユモレスク

アンコール 赤いスウィートピー

 

会場は30畳ぐらいの集会室だった。出演者はファースト4名、セカンド5名、ヴィオラ2名、チェロ2名、コントラバス1名の合計14名。部屋のスペースの半分を出演者が占め、お客さんは10名ぐらいと少なかった。楽器の数が多いため、音量はかなり大きく迫力があったと思う。途中、熱中症(?)で具合が悪くなった高齢男性が座敷に寝かされていたが、大丈夫だったのかしらん?まさか、われわれの演奏を聞いて倒れたわけじゃないだろうが・・?

 

途中の楽器紹介のコーナーではヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの順でお話と演奏を披露。前回に続いてヴァイオリンの紹介は私が担当した。構造材のこととか(太鼓の革に相当するのが表板の柔らかい松材、太鼓の胴に相当するのが硬い材質の楓で作られた横板と裏板)、300年ぐらいは普通に使えちゃう楽器の寿命の長さ、近年のイタリア名器の価格高騰などのお話をして、高齢者揃いの客層に合わせTVドラマ「水戸黄門」のテーマ曲を演奏した。前回は「夜来香」を弾いたが、このアンサンブルの演奏会には追っかけ客もいるので曲目を変えてみた。「水戸黄門」はお客さんには受けたが、合奏団の団員の皆さんは(事前に知らせてなかったので)びっくり顔。ヴァイオリン紹介にはミスマッチに思えたらしい。ヴィオラとチェロはそれぞれ2重奏(大きな古時計とか)、コントラバスは現代音楽っぽい即興演奏を披露していた。

  

いつもの指導者さん、ヴィオラ姫と会うのは、城下町に続いて今週2度目。明日も金曜日にもご両人と合奏する予定である。私より年長の指導者さんは、今日も元気はつらつ、どうしていつもあんなにお元気なのだろう?城下町での初練習に参加して疲れ、まだドヨ~ンとくたびれている私とは対照的である。 

 

 

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