チェロ・アンサンブル #11

連休中ということで欠席者が多く4名での開催となった。最初にモーツアルト「フーガ K401」をさらった。前回、パートの割り振りを決めておいた曲である。皆さん自分の担当パートを練習して来られたようで、割とスムーズに最後まで通った。きれいに合うと、なかなかに聴かせる曲である。 随所に出てくる半音階の幻惑的な響きは、この作曲家ならではの妙味。モーツアルトの半音階は、私にはシャボン玉の表面に浮かぶあやうい虹色や、アール・ヌーヴォーのレッツのガラスを飾った虹彩を連想させる。グラスハーモニカのための音楽の印象が強いためかもしれない。

ついでNaudotの5つのデュエットを通してみた。モーツアルトを弾いた後では、随分とシンプルに感じる。先生のご判断で5曲の中から「メヌエット」と「ジーグ」のみを練習対象にすることになった。 他の3曲は繰り返し弾きたい曲ではなかった。

さらにパッヘルベルの「カノン」もちょっと弾いて様子を見た。途中から16分音符、32分音符が出てくると、さあ大変(ヴァイオリンで弾けばどうということもないが、チェロだとしんどい)。次回以降に本格的に取り組むこととなったが、どうなるかな。

モーツアルトの「フーガ」がいい感じだったので、バッハの「フーガの技法」もチェロ・アンサンブルで練習してみたいと思った。 




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