チェロのレッスン 70

ヴィヴァルディのソナタ ホ短調の9回目。前回同様、第Ⅰ楽章、第2楽章の復習で終わる。細部のニュアンスの付け方など微細な注意が多かった。A先生は、2月にある発表会までの残り3ケ月のレッスン時間を、たっぷりこの曲にかけるつもりらしい。かたつむり的なスピードで進んでいる。

それよりも最初の音階練習で指摘されたポイントの方が重要。4ポジ以上になって、親指が指板上に出てくる場合の左手の構えは、1,2,3の指が常に弦の上にあって、いつでも弦を押さえられる体制をキープするというもの。

これに対して、1ポジ〜3ポジまでは、1,2,3,4の指が常に弦の上にあって、いつでも弦を押さえられる格好にしておく。小指の位置が弦の上にあるか、無いかの違いである。ハイポジションになって3の指を弦のすぐ上で待機させるためには、それなりに左手の曲げ方や左肘の位置を考えないといけない。いわれてみれば、な〜るほどだが、いわれないと案外気が付かない気がする。



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