グループレッスン 60

土曜日に年初の最初のグループレッスンがあった。音階、ウエルナー、ドッツァウアーという順番での練習内容はいつもと同じ。

毎回、庶務(会場予約や会計)を担当していたTさん(教室の主催者の地元アマオケでバイオリンを弾いている女性)がグループレッスン担当を降りたので、今回からレッスンのメンバーがそういう仕事を代行することになった。

ちなみにTさんは、オーケストラも退団する予定という。オケの裏方仕事の負担が大きくて練習や演奏に集中できないらしい。私は同じ理由で数年前に同オケを退団したチェロ奏者(女性)を知っている。アマオケの運営にはいろんな事情がからむから、なかなか大変なようだ。

教室の方は昨年末で年配の生徒が2名やめて10名になったが、今回から1名(女性)が新たに参加した。遅刻してこられ、部屋に入るや否やお話(道に迷った云々)を始めたので、レッスンは中断。

チェロは一時習い始めようとしたが、家庭の事情でストップ。10年ぶりの再開だそうで、全然弾けないらしい。持ってこられた楽器は弦はボロボロ、テールピースのねじが錆びて調律の微調整が出来ない状態だった。そういう楽器で自己流で弾き出したから、あたりに金切声的な不協音が広がった。見かねたS先生は「周りの生徒さんがどうやって弾いているか、観察なさった方が、あなたの勉強になりますよ」と注意して弾くのを制止された。

その後は何事もなかったように通常のレッスンに戻った。



にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村