自主練・オケ練
土曜日の午前中はグループレッスンの自主練習。１２月６日に開催予定のクリスマスコンサートのリハーサルをした。参加者は出演予定の８名中４名。グループレッスンに途中から参加し、まだハ長調の音階が正確に弾けない人も混ざっている。アンサンブルの練習は合わせるためにある。個人練習をする場ではないが、音程修正に時間が食われる。２週間後の本番までに間に合うのか微妙な感じ。
翌日はオケの練習があった。２月１日の本番までの練習会数が残り６回程度となり、ようやく乗り番の人が毎回揃うようになった。ベートーベンの第７番もそれなりに仕上がってきている。前回の練習時に１枚５００円のチケットが１０枚、招待券が２枚の合計１２枚が配布され、普通チケットは積極的に売るようアナウンスがあった。
参加費１万円を支払い１０枚のチケットをもらうというのは、よくあるパターン。それを売るか無料で配るかは各自の自由と思われるが、念のため事務局の人に事情を確認した。１枚５００円✕１０＝５０００円の売上金は団に納付し、盲導犬協会などへの寄付金に充当されるのだそうだ。親戚知人らに配りたい人は、チケットを自腹で買う必要があるとのことだった。
オーケストラ活動に寄付行為がセットになっているケースは珍しいかもしれない。アマチュアなので拙いレベルの演奏になるのは仕方ないが、それでもチケットを購入して聞きに来てくれるお客さんがいる。その収益金を自分たちで飲んでしまうか、別の使い方を考えるかは、それぞれ。ここのオケの団員は自分たちの趣味を堪能しながら、同時に演奏行為を通じて社会貢献活動にも寄与できるシステムに参加していることになる。
