チェロ・アンサンブル #38

今月はO先生の指導を受ける練習日が2回あり、その1回目。雨天のため歩きで来る人が欠席したりで参加したメンバーは6名。「サポージニコフ教本」の10番から12番までを練習をさらい直した。
どの曲も上下のパートに分かれている。そこで前回同様に1パート1名ずつ、2名1組で合わせる練習をした。これをすると誤魔化しが効かないから、各人がどういう音を出しているかがストレートにわかる。

カナ釘流ボーイングとでもいうのか、運弓がなめらかに出来ず、ギクシャクして不要なアクセントが目立つ人がいるのはレイトのグループの常。ご当人は凸凹状態を意識してない。意識する余裕もないのかも。先生に滑らかなボーイングを体得するための方法を伺ったが、回答に窮したような顔をされ音階練習の重要性を説かれていた。音を聞いて弓をコントロールする作業がうまく出来ないのは、吸い付きが悪かったり、腰がへたっていたり、発音が鈍かったりする低性能の弓を使っている影響があるかもしれない。良質な弓を使わないと時間を大幅に損することは私も経験済みである。棒切れが何であんなに高いのだろうと思ってしまうし、新作弓にはこなれた音色は期待出来ない。悩ましい存在だが、そういうものだからしょうがない。


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