納涼花火大会見物
自宅マンションからよーく見える観光地で納涼花火大会があった。花火大会といっても19時00分開始、19時20分終了というショートコース。そこの花火の本番は毎年10月に開催されるから、今日は前座程度の内容だった。17時頃、知り合いの14階のおばちゃん（サロンを主宰している）から電話がかかってきて、そちらのお宅で宴会しながら花火を見ることになった。花火はバルコニーに出て見物したが、周囲は秋虫の鳴声でいっぱい。コオロギとか、その手の虫の声が盛大に聞こえてくる。ちょっと前までは蝉がうるさかったのに、夜間は秋本番という感じ。
来客は私を含めて2名だった。もう一人は近隣の一戸建てに住んでいる顔なじみのおばちゃん。14階のおばちゃん（来年あたり80歳）は、先週末に熊本まで行って法事を済ませてきたという。亡くなったご主人の7回忌とか。こちらにいる子供たち、孫たち合計7名を引き連れて熊本に2泊。羽田までタクシー2台で往復、JALで熊本まで往復、熊本のホテル代、飲食費用、お寺さんへのお布施など、経費は全部おばちゃん持ちだから、かなり使ったらしい。次は13回忌。また盛大にやるという。
親類縁者がそろって法事に出て、その後は楽しく懇親会（カラオケ大会）。費用はかかるが結構なことである。おばちゃんは自分が亡くなったら、一族が眠る熊本の墓地に納骨される予定という。親類は仲良く一緒のお墓に入るそうだ。骨は熊本でも魂は関東に来てあちこちに出るつもり。石の下になんかおとなしく納まっていないから〜♪と楽しそうに語っていた。自らの死後の世界の安寧を確認するために法事をしているみたいである。 熊本土産の豆腐の発酵食品「山うに豆腐」とか、羽田空港名物の横浜シュウマイとか、いろいろご馳走になり、23時30分にお開きとなった。
