チェロアンサンブル#59

O先生による指導日だった。前回で退会された人がいるのでメンバーは5名に減り、さらに今回は1名が欠席。チェロ4重奏曲が可能なぎりぎりの人数である。

「サポージニコフ教本」は57番から59番まで進んだ。このテキスト、最近は淡々と進んでいる。

休憩後はゴルターマンの「レリジオーソ」の4回目と、同じ作曲家の「ノクターン」の1回目をやった。家庭の都合で退会された方はセカンド担当だった。今回は2名で弾いている3番担当からひとりがセカンドに移動して合奏。6名いた前回と比べると3割の減少がひびいて音の厚みが相当に減ってしまい、隙間の多い緩んだ演奏になった。メンバーが入れ替わると元の木阿弥なのだろうか。1番、3番、4番は同じ人が弾いているのだが。アンサンブルのハーモニーは微妙なバランスの上に成り立っているのを痛感した。

パート担当者を一部変更しただけで、アンサンブルが大きく変化するようでは、パートを固定する方式は考えものかもしれない。他のパートが何をしているのかを熟知するためにも、各人がどのパートでも弾けるよう練習してきて、当日はくじ引きでパートを割り振る方法を試みたらどうかと提案してみた。予想はしていたが、メンバーの反応はイマイチ。難易度が高いパートは敬遠される。ハードルは高くなるが、そこを乗り越えると同じ曲を何度も楽しめてお得だと思うのだが。

今月で2012年4月にスタートしたグループレッスンからちょうど6年が経過したことになる。当初12名いたメンバーで現在まで残っているのは4名。O先生の話では、お弟子さんの中にアンサンブルに参加したい希望を持つ人は複数いるらしい。しかし、チェロを始めてまだ2年目とか、ウエルナーのテキストでヒイヒイいってる段階で、われわれのグループの練習には付いてこれない模様。もう少し参加者を増やしたいと思うが、条件が合う人を探すのは容易ではないようだ。


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