ユーザー車検

恐ろしく燃費が悪かったハイオク車からディーゼル車に乗り換えたのだが、車検の時期が近付いたので、いつもお世話になっている修理工場に予約を入れに行った。ところがディーゼル車の排気ガスを計測する機械がないそうで、困り顔をされた。この場合、工場では検査が出来ないため、陸運局の車検場に車を持ち込む必要が生じる。手間がかかるから渋っている。人手不足なのだろう。

しょうがないから私が陸運局の検査場に車を持って行って車検を受け、後日、整備工場で定期点検を受けることにした。こういう車検を「前検査」というそうだ。整備の前に車検を受けるから。

ネットで予約して予約して車検場に出かけた。私はだいぶ以前にユーザー車検を経験しているけれど、久しぶりなので勝手を忘れていた。複数の建物が並んでいるので、最初にどこの窓口に行けばいいのかわからず、右往左往。受付のおじさんに相談し、検査表というペーパーをもらい、窓口で検査料(1800円)、自賠責保険(25830円)、重量税(エコ割引で2万円)の支払いを済ませた。

 

f:id:seivoci0004:20191118235904j:plain


次に見本を見ながら複数の書類に必要事項を記入。車検証に書いてある車体番号とか登録番号とか。検査受付に書類一式を揃えて提出。OKのはんこをもらったら、いよいよ検査場に車を移動させる。順番待ちの行列の最後尾に停車して待機。

 

f:id:seivoci0004:20191118235929j:plain


まもなく検査員が近寄ってきてウィンカーを点滅するよう指示された。次にブレーキランプを点灯、ワイパーを作動、ブーっと鳴らしたり、ボンネットを開けて車体番号を確認したり。

検査場内のコースに入ってからは、ランプや検査員の指示に従ってエンジンをかけ、スピードメーターが40キロになったらパッシング、ブレーキを踏んだり、パーキングブレーキをかけたり、ライトを点灯させたり。下回りを検査してもらい、最後に別レーンにあったディーゼル排気ガス検査を受けてすべて終了。検査にかかった時間は10分ぐらいだろうか。あっというまに終わった。

 

f:id:seivoci0004:20191118235951j:plain


検査終了後に窓口で新しい車検証とウィンドウに貼り付けるシールをもらって完了。かかった費用は47630円。後日、定期点検を受けるから整備費用が別途かかるけれど、ユーザー車検が安上がりなのは間違いない。それにしても民間の整備工場に車検の予約に行き、ユーザー車検を勧められるとは想定外だった。

 

 

にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ

にほんブログ村