グループレッスン 84

10月の発表会に向けて、2回目のピアノ合わせがあった。シューマンのロマンス、第1曲のピアノのテンポがやけに速いので指が回らなくて焦った。

後で聞いたら、1曲目に対してピアニストが抱いたイメージは、さっそうとした風が流れてゆくような気分の音楽という。一方、わたしは、どよ〜んと曇った陰鬱な曲として理解していた。噛み合わないはずだ。再度、同じ曲を合わせる時、テンポを落としてもらったら、ずっと弾きやすくなった。

2曲目の方は、ゆるゆる、ゆったりでとお願いしたので、まずまず。それでも、休符が入る箇所での間のカウントがピアノと合わないとか、ロングトーンでの寸詰まりとか、いろいろ問題が出てきた。ピアニストの先生は、合わせる回数をもっと多くしたいとのご希望だった。わたしも同様だが 、そうもいかない。CDとかYouTubeのピアノの音に合わせて弾く練習を繰り返してみようと思う。それで本番当日のリハーサルで、どこまでこなれてくるか。

今日知ったことだが、発表会に出る予定だった女性が、犬の散歩中に右肩を脱臼して演奏不可能になったという。犬が走りだした時に、リードを離さず押さえようとして引っ張られ、腱が部分断裂して脱臼したのだ。去年の発表会の直前にも、別の女性が犬の散歩中に転倒して手を骨折、演奏を休んだことがある。同じ理由の負傷者が、ふたたび出るとは。中型犬のパワーは侮れない。




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