チェロのレッスン 105

来週末の発表会にそなえてシューマンの最終チェックをやった。今日は個人レッスンの後にピアノ合わせも入っていた。

①相変わらずファの音程が高めになるのを注意された。

②4の指で弾く前打音を明瞭に。小指は力が弱いので曖昧になりがち。ご指摘はごもっとも。

③オクターブの跳躍音程をとる個所は、先生なら本番ギリギリまで練習を繰り返すとのこと。上がりと下りを交互にさらって、イチかバチかの運にかけるのではなく、確実にオクターブの音程が取れるようにすることが重要とのアドバイス。難所を重点的に攻めるということ。

その後、ピアニストが来られて30分ほどピアノ合わせをやった。初めて合わせる方なので最初は様子見。全体的にテンポが速めだったので、リタルダンドはほとんど無視してインテンポで通した。

ピアニストを合わせる練習は来週もう一度あるが、3つの楽章を通すと15分近くかかる。30分枠では2回繰り返すのがやっと。通算2度のピアノ合わせでも、全曲を通すのは4回しか練習出来ない。リタルダンドでテンポを揺らしているとピアニストと合わなくなるから、インテンポを選択せざるを得ない。

それと曲の冒頭や、フレーズの切り替わりでの呼吸をするようにS先生から注意された。ピアニストへの合図もあるが、自分自身へのキュー出しの意味もあるとか。無呼吸ですっと始めてしまうとメリハリが弱くなる。確かに深い呼吸は重要である。

シューマンのロマンスは3つの曲のいずれもくり返しのフレーズが多いため、ピアノ合わせの最中に譜面を1段落見間違えてしまった。この対策として、それぞれの5線の頭に、色鉛筆でマークを付けてみた。赤、青、黄、緑、ピンク、紫、オレンジ、茶色など、色とりどり。色分けしておけば、どこの段落を弾いているのかを見間違うことはないだろう(カラフルなので子供の楽譜みたいである)。



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