チェロ・アンサンブル番外編 その2

9月13日に開催するミニコンサートのリハーサル2回目。 14時から16時まで2時間の練習で、メニューは次の5曲。

ショパンノクターン
オッフェンバックギャロップ
エルガー「ニムロッド」
「海(松原遠く)」
「風の名前を教えて」  

2度目の練習だからどの曲も前回よりまとまっていた。今日は強弱の幅を十分に取って、濃い表情を付ける練習を行った。弱音はそれなりに出せても、フォルテでは踏ん張りがきかず、弓が足りなくなって音が短めに途切れがちになる場合が多い。特に低音域のパートがそうなると音楽の屋台骨が揺らいでくる。どっしりした安定感が欲しいところ。

オッフェンバックは繰り返し記号が多く、ダカーポ記号でどこまで戻るかで話し合いとなったが、最初に戻って全部繰り返すことにした。快活なテンポで弾ければ、くどい印象は与えないだろう。まだスピード感が十分に出せてないので、よたよたと走る競技大会みたいな感じで終始している。

エルガーは私も演奏に参加して1番を担当。指揮者不在でアンサンブルのリズムの刻みが安定しない。しょうがないので2名で担当する4番の片方の方に手拍子を打ってもらった。パ−トごとに細部を確認していったが、微妙に拍がずれて聞こえるように書いてあったりする。聞くのと弾くのでは大違い。プレーンな印象を受けるけれど厄介な曲だと思う。

午後から雨となり湿度が上昇したためだろうか、チェロから眠そうな音が聞こえてくる場面もあった。夏休み明けで楽器が目を覚ましていないのかもしれない。



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