グループレッスン 15

土曜の午前10時からのグループレッスン。定刻になっても先生は現れず。5分ぐらい遅れて駆け込んでこられた。寝坊なさったそうだ。

本日の参加者は13名。今回からお嬢さんが参加した。年長さんが多いグループなので、若い女性が加わると場が華やいでよろしい 。

団長の話では、メンバーは13名で固定になる由。せっかく楽器を買ったのに、もう脱落した人もいるらしい。

レッスンは、ハ長調の音階をさらった後、ウェルナー教本第1巻「指の練習」をやった。最初は1本の弦のみを弾き、次に隣接する2本の弦を行ったり来たり、移弦しながら音程を正確に取るエクササイズ。内容は2週間前の前回と同じことの繰り返しだった。最後に来週から、テキストの次のページに進むので予習しておくようにとの話があった。曲の方はスズキメソード1巻の「むすんでひらいて」「クリスマスの歌」をやった。まだまだ序の口。

同じ市内から参加しているM氏が、練習開始前に楽器を見せてくれた。テールピースが、プラスティックからイタリアのボガーロ&クレメンテ社のスネークウッドに替えてあった。自分で付けたとのこと。

スネークウッドは黒檀よりもさらに硬い材で、カチッとした硬めのタッチの音になる。M氏のチェロは柔らかい響きの楽器だから、相性はどうかな?と思いつつ弾いてみた。

音のピントがシャープに合っていて、音の線がほぐれずに締まって聞こえる。プラスティックのテールピースからの交換だから、見映えの質感も大幅にアップしている。ボガーロのフィッティングは、かなり高額な商品である。耳が肥えて、音の微妙な違いが気になりだすと、人は、こうやって、お道具道楽の深みにハマってゆくのである・・・・



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