ヴァイオリン教室 #2

音楽之友社発行「新しいバイオリン教本」1巻の練習曲1番から11番と17番をやった。11番までは開放弦を弾くだけ。4分音符、2分音符、全音符を弾き分ける練習である。

4分音符と2分音符が混在する曲では、早くもリズム音痴になってる人がいた。先生が手拍子を打ってくださるが、それに合わせられない。数えられないのだ。短い練習曲の終わりの音符を意味もなく伸ばしている人もいるから、曲の最後は常時合わない。 楽器を弾く前に、譜面を見て正確に数える訓練をした方がいいのじゃないかと思う。

続いて1の指を押さえてピチカートではじく練習。先生が生徒の指板の1の指の位置に白いテープ(幅5ミリ程度)を貼って回られた(私の楽器はスルー)。それでポンポンと弦をはじいて今日の練習はオシマイ。

私の隣にはオケの団長が座っていた。簡単な4分音符の連続箇所を私が(スズキメソードの子供がやってるみたいな)デタシェで弾くのを聞いて、そこはレガートの方がいいのじゃないとか、話しかけてこられる。全体的にリズムの刻みがルーズになりがちなので、わざとカクカク弾いていたのだ。先生にお伺いしたら弓の返しを滑らかにして次の音にスムーズにつなぐのがいいという結論になった。テヌートを意識して音をたっぷり引き伸ばして弾き、最後はふわっと角を丸めて終える。

開放弦しか出てこないこの段階のボーイングをどうするか、最初から、スタカート、マルカート、レガート、デタシェなどの違いを教わった方がいいような気がする。皆さん、何となく弾いてるから。次回レッスンの時に先生に聞いてみましょう。



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