チェロのレッスン30 ブレバールのソナタハ長調の3回目

今日は19時45分のレッスン開始時間の25分前に教室に行った。19時15分以降は生徒はいないはずだが、19時15分に終了しているはずのおばさんのレッスンが続いていた。受付に聞いたら、かなり遅刻してきたらしい。

おばさんのレッスンは、私のレッスン枠の開始時間19時45分を過ぎても、まだやっている。結局10分ほど私の枠に食い込んで終わった。私のレッスンは金曜日の最後の時間なので(閉店時間は決まっているから)、スタートが遅れるとそれだけ短縮されてしまう。レッスン時間は30分単位で売っている。10分だと3分の1のカット。

遅刻したおばさんは、受付で待っていた私の前を素通りして帰っていった。私には何の挨拶もなかった。(遅刻が多いルーズなおばさんらしいが、店員も先生も、相手はお客さんなので黙っている)

レッスンの方は、前回途中で終わったブレバールのソナタ第1楽章の続きからスタートのはずだったが、また最初から細かい点をチェックしながら進んだので、前回同様、曲の中ほどで時間切れ。とりあえず最後まで進めて、注意箇所を教えてもらわないと、自宅での練習も進まないので困ったものだ。

こういう練習曲は100%完璧に仕上げる必要はないという意見もある。6割弾けてれば十分という先生もいる。なぜなら、先に進めば、もっと技術が向上するので、それ以前のレベルのものは弾けるようになるからである。同じところで重箱の隅をつついて足踏み状態でいるのは、時間の無駄という意見はもっともである。私が先生からチェックを入れられないように仕上げていけば、スムーズに進む話なのだが。http://home.catv.ne.jp/kk/cellosjp/detaill.html


今日のポイント

①6小節の最後の四分休符はしっかり休む。

②23小節の最初のCは、P指定のままなので、中弓でスタートする。

③26小節冒頭のGを弾くときは、弓を押し込んではイケナイ。シラ〜っと音量を絞って弾く。次から3連符の連続となるので、その直前でつい気合が入ってしまうため、チェックを入れられた。

④29小節のfの指定がある跳躍音型は弓をたっぷり使って大きく弾く。私は元弓で多少スタッカート気味に弾いていたが、そういう指定はないので、普通に弾くようにとの指導。続くp指定の箇所は、弓を節約して弾いてよい。

⑤33小節の冒頭のEは、強すぎないように注意する。ここも次のCにアクセントの指定があるのでつい先取りしていた。

⑥36小節の最後でクレシェンド指定がある。トリルをしながらクレシェンドするのは難しいが、しっかり音量を増してゆき、37小節のfにつなぐ。

⑦39小節の重音ふたつは四分音符だが、繰り返した後の二度目に弾くときは、後ろの四分音符は付点四分音符ぎみに弾く。その方が収まりが良い。リピート記号の直後に四分休符があるので、時間調整はそこでやる。

⑧65小節の最初のGの音程は、高くなり過ぎないよう注意(60小節でGisになっているのを引きずらない)。

⑨65〜66小節はf 66小節の後半からディミュニエンド。67小節でリタルダンド。この辺は弓を浮かさず、べた弾きでゆく。

ここまでで今日はオシマイ。





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