ヴァイオリン教室#52

今日はO先生単独の指導日だった。前半の1時間は姿勢の取り方の再チェック、指弓の練習、弓の重さに慣れるためのエクササイズなどをやった。最後のメニューはかなりヘビーで、まず弓元を親指と人差し指の2本で持って水平に構え、その後、竿を手前と向こう側に交互に回転させる運動をする。これが終わったら、親指と中指、親指と薬指、親指と小指でも同じことをやる。指2本だけで弓を水平に構えるのは筋力が必要でかなりの負担。慣れないうちは銀線が巻いてあるあたりでよいとのことだったが、それでも大変。竿をブレさせずにグリグリと回すのはさらに難しい。これをやると指の筋力がアップし、指弓がやりやすくなるらしい。

後半は「新しいバイオリン教本」第1巻最後の曲「狩人の合唱」をピアノ伴奏を付けて合奏。今回でこの曲は終了となった。ということで第1巻は(たぶん)終わるのだろう。続いて第2巻の1番から4番「つりがね草」まで進んだ。

先週、生徒さんのひとりが楽器の顎あてが体に合わないとかでお困りだったので、私が手持ち品を10点ばかり持参して、何のモデルが顔に合うか試してもらうことにした。ガルネリモデル、スチューバーモデル、ヴァルガモデル、ストラドモデル、カウフマン、ドレスデン、コンチネンタル・・・材質も柘植、フェルナンブコ、ローズウッドなど。

いろいろと順番に付け替えて弾いてみたところ、彼女はフレッシュモデル(柘植)が気に入ったのでお譲りすることにした。テールピースをまたぐ形で装着し、ちょうど楽器の中央に顎がくるタイプである。その様子を見ていた他の生徒が自分も試したいとリクエスト。次回にお試し会をやることにした。

楽器屋さんの店頭で顎あてを順番に試すのは気遅れするから、私はとりあえず購入して使い勝手を自分で試してみることにしてきた。落ち着かない店先じゃなく、自室でじっくり弾いてみないとよくわからないし。ということで、顎あてやテールピースは随分と買った。クローソン、アレキサンダーアクセサリーズ、ボアダルモニ、オットー・テンペル、ハラルド・ローレンツ、ボガロ・アンド・クレメンテ・・・その他の各種モデル、材質も柘植、黒檀、ローズウッド、フェルナンブコ、スネークウッドなど。いろいろ検証して、結局クローソンの柘植に落ち着いた。一度試してその後使わなかったものが増えて知人に譲ったりしたが、まだ10数個残っている。





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