弦楽アンサンブル#33

バッハ「管弦楽組曲第2番」の6回目。練習は毎月2回あるが、先月は1回休んだので1か月ぶりの参加となった。10月は席順がひとつ上がって私は最前列のトップサイドとなった。この曲は弓順の途中変更が多かったので、今一つよくわかってない。演奏中に隣のコンミスと弓が上下さかさまになったりしたが、気にしないで弾いていた。

アマオケで何が嫌かといえば、私の場合、弾きにくい弓順を指定されて、それを守らなければならないことが第1。弾きにくいのを我慢して弾いていると、だんだんストレスが溜まってくる。ここは公開演奏会をしない方針の団体だから、客席からの見栄えを考慮して弓の上げ下げを揃える必要はない。ぴたりと揃っていなくても、どうということもないのだ。一応、慣例に従ってトップの先生があれこれと弓順を決めてくるけど、必ずしも合理的とはいえない指定があったりする。決めた弓順を練習過程でコロコロ変えたりするから、ますますどうでもいいことと面倒に思えてしまう。なので、ここででは私は弓順を合わせることは、一応合わせはするが、重視はしてない(トップサイドの人の弓順がアバウトだと、後ろは迷惑するかもしれない)。

今日はバッハを全曲通して弾いたが、指揮者は強弱の変化を徐々にではなく、すぱっと切り替えるように指導していた。これまでにも何度か言われていることである。フォルテもピアノも一様にメゾフォルテにして、だらだら弾いてしまうのがアマオケにありがちの傾向で、こちらのアンサンブルも黙って弾かせていると、そうなってくる。また、簡単な箇所ほど、ホイホイと急ぎがちなのも同様の悪い癖。二分音符と八分音符が続いている箇所では、二分音符で弓を使い過ぎてしまい、弓が足りないので八分音符を端折るとか、いろいろ問題が出ていた。丁寧に見てゆくとキリがないが、2週間後にもう一度演奏して、この曲は終了となる。11月〜12月もバロック音楽コレルリの「クリスマス・コンチェルト」が予定されている。1月から4月まではチャイコフスキー「弦楽セレナーデ」をするとのこと。あの作曲家は苦手。困ったことになった。



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