グループレッスン 61

いつもと同じ音階、ウエルナー、ドッツァウアーという順番での練習内容。シンコペーションが出てくるウエルナーの旋律的練習曲は、リズムの刻みがチョット厄介。みなさん何となく弾けているような、いないような微妙な感じだった。

余った時間でサンサーンス「白鳥」をやった。原曲はト長調だが今回使った楽譜はメンバーが持ち込んだニ長調版。4度低いので高音がのびきらない。どよ〜んと曇ったような雰囲気。「白鳥」というより「黒鳥」といった風情だった。

S先生によると「白鳥」はヴィヴラートの練習にちょうどいい曲らしい。スローなテンポで、どの音にもヴィヴラートをじっくりかけて弾くといいとのことだった。

先生が3の指で弦を押さえてヴィヴラートを欠けているのを観察していたら、1と2の指が弦から離れて、ヴィヴラートとともに指板上をヒラヒラしていた。指が離れる点をさっそく質問した。回答は、1と2も押さえた状態でヴィヴラートをかけてもよいし、1と2を離した状態でやっても、どちらでもいいとのこと。もちろん、後者の場合でも手の型は崩してはいけない。

S先生の師匠であるカンタ先生の場合は、4の指でヴィヴラートをかける場合も、1,2,3の指はしっかり弦を押さえているそうだ。そういう弾き方は、なかなか難しいですね〜とも。




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