グループ・レッスン 77

運営上のトラブルが発生していたグループ・レッスンは、教室の運営事務一切を生徒側が代行することで決着した。教室の主宰者である地元アマオケの団長に来てもらい、生徒さんたちに今後の方針を説明してもらった。生徒の中には数カ月ぶりに出てきた人もいた。休んでいた間に教室がもめていたのを、まったくご存じなかったようで、事の成り行きを知って驚いていた。

団長さんに、こちらで用意した業務委託契約書を手渡した時には、そこまでやるのか?といった顔をしておられた。チェロ教室担当の役員が退団したあと、団側が教室を持て余し気味なのは承知している。なので、双方にメリットがある解決策を提示すれば受け入れられるはずである。紙切れは、そのための呼び水みたいなものだ。

団長は、前回のオケの練習日にチェロパートの団員らが無断で一斉に休んだことを問題視していた。確かに団員が1名しか来ないのはどうかと思う。後で知った情報によると、団員たちとオケの首脳陣の間に感情的な問題があるようで、かなり以前のことらしいが、チェロがごっそり退団するとか、しないとかの騒動があったという。教室を開講して新規団員をまとめて増やす現在進行中の計画は、その辺りの事情が伏線になっているのかもしれない。

午前中にレッスンがあった土曜日の午後、オケのチェロパートの団員の皆さんが定期的に開催している発表会をのぞきに行った。会場に聞きに来ていたグループ・レッスンの生徒は、わたしを含めて2名。教室を辞めた元メンバーの年配女性を加えても3名。以前はもっと多くの生徒が聞きに来ていた。わたしたちも用事があって、途中で失礼して帰ってきた。





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