弦楽アンサンブル #9
エルガー「弦楽セレナーデ」の5回目の練習。
指揮者が指揮棒を上下・左右に振り分ける意味の違いを説明していた。上下に方向に(縦位置で)指揮棒を振っている時は、ヴィヴラートをかけて表情を濃厚に付ける。
指揮棒が水平方向に動き始めたらtranquillo(トランクイッロ)で弾きなさいという指示になるそうだ。トランクイッロの意味は「静かに」とか「穏やかに」。ヴィヴラートを抑制し、表情を押さえて弾くことになる。
他にも何か言っていたが忘れた。
8月は夏休みで練習はない。9月から始めるテレマンのヴィオラ協奏曲と10月からのベートーヴェンの弦楽四重奏曲第14番のパート譜が配布された。
テレマンはバロック音楽。チェロは通奏低音を弾くので難しくない。ベートーヴェンもチェロのパート譜は意外にシンプルな感じだった。後期の弦楽四重奏曲を弾かせてもらえる貴重なチャンス。ヴァイオリンとチェロ、どちらで乗るか・・・思案中。