ヴァイオリン教室 #74

O先生による単独指導日だった。「新しいバイオリン教本第2巻」の16〜23番をやった。前回、前々回のレッスンで弾いた曲が大半だった。

21番に出てくる4の指を少し拡張してE線のシ→ド→シと弾く場面では、左手をネックから若干離し、回り込ませるような形で角度を付けてやると4の指の拡張がやりやすくなるというアドヴァイスがあった。私はこの場面では左手全体を半音分移動させるポジション移動で対処していたが、O先生によると、そういう弾き方もあるが、ポジションを1ポジに固定したままで4の指だけ伸ばす方法も覚えておくと便利とのことだった。チェロの拡張に比べたらヴァイオリンは指の移動距離が随分と短いので簡単そうに見えるが、小指に入れる力の配分に微妙なさじ加減が求められる。ちょっと力むと音程が上ずるし、指の広げ方が足らないと音が下がってくる。小指の拡張で音程を取るのは嬉しくない。



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