チェロアンサンブル#42

今月2回目のO先生の指導日。サポージニコフ教本の22番〜24番をさらった。3曲とも連続する2分音符(あるいは付点2分音符)と4分音符をそれぞれ全弓で弾く課題が含まれている。同様にスラーでつながれた4分音符2個と、単独の4分音符を同じ分量の弓で弾く場面もある。いずれも弓のコントロールに神経を使う場面である。

O先生によれば、4分音符1個を全弓で弾く時は、弦に触れた最初の部分だけ発音させ、その後は弓毛を弦から軽く浮かせるように滑らせるといいそうだ。弓を返したことを音に反映させず、均等な音量でスムーズにつなげてゆく運弓がポイントになる。練習する際には、最初に小節内の音符全部をスラーでつなげて弾き、その時の滑らかな感覚を維持しながら楽譜の指定通りに弾くとよい。どういう弾き方を要求されているのかがわかりやすい。

今回も上下のパートをそれぞれ1名ずつで弾いて合わせる練習をした。緊張感があって毎度面白いと思うが、大手楽器教室のグループレッスンなどでは忌避する練習方法だろう。そういう教室で教えている講師が指導に来ているバイオリン教室では一度もやったことはない。




にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村