ヴァイオリン教室#57

今日はO先生の単独指導日だった。前半はボーイングの練習。弓毛を弦から若干浮かせて(つまり音は出さない)運弓する練習からスタート。弓がふらふらする人が多く、右手の薬指の使い方についての説明があった。弓を弦に乗せずに中空を滑らかに水平移動させるのはかなり難しい。4本の弦のそれぞれの上で、音無しボーイングをやるといいそうだ。

後半は「新しいバイオリン教本1巻」のきらきら星変奏曲をざっと流して、ようやく第1巻は終了。続いて第2巻の26番、A線上の変ロ音の練習をやった。B♭を取る際に、親指は固定しておいて1の指だけするっと滑らせて半音下げる練習。

ポジションを滑らせる際に指に力が入ってしまうのはダメ。さらりと滑らせて必要な場所でピタッと止める。この繰り返しをやった。

私は今まで半音下げる時、親指の位置を固定することは特に意識せず、すっと1の指を下げて音程を取っていたのだが、その時の左手の構えがどうなっているかを意識しながら弾いたら、ギクシャクして焦った。

チェロだと拡張を使う場所である。拡張の時は1の指だけピョンと伸ばす。あの動きと同じことをヴァイオリンでもやるわけだ。簡単なのですっかり忘れていたが、基礎を見直すとは、こういうことなのだろう。その後、33番「きよしこの夜」を弾いて、今年のレッスンは終了となった。





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