城下町のアンサンブル#7

先週予定されていたチェロアンサンブルの練習は悪天候のため中止。その結果、今年の音楽活動は今日からスタートとなった。毎月1回開催されている城下町のアンサンブルの定例練習に出席した。午前9時スタート。ヴァイオリン5名、チェロ、コントラバス各1名、クラリネット1名が参加。ヴィオラ1名は欠席。
練習曲は以下の5曲

バッハ「ドッペルコンチェルト」第3楽章
バッハ「主よ人の望みの喜びよ」
「ラデッキー行進曲」
シベリウス「アンダンテフェスティーボ」
「ユーレイズミーアップ」

このアンサンブルはファーストヴァイオリンとセカンドヴァイオリンの担当が曲によって入れ替わる。私は「ラデッキー行進曲」「ユーレイズミーアップ」の2曲でセカンドを弾いた。2名でやっているセカンドのもう一人、初心者のメンバーさんの音はほぼ聞こえないから、同じく2名いるファーストとのバランスがいまひとつよくわからなかった。

他の曲ではファーストを担当したが、ドッペルのトゥッティは突出しないように、しかし埋もれ過ぎないように加減しながら弾いた。ドッペルでは2名がソロに回っているため、トゥッティはレイト2名と私の合計3名で弾いている。通奏低音のチェロのリズムが時々揺れるのはいずれ改善されるだろうが、そこにクラリネットが絡んでくると、なかなか大変なことに。

この団体は弦楽器にクラリネットが加わる変則的な構成になっている(以前はフルート奏者も在籍した)。そのため、どの曲もクラリネットが参加できるよう編曲されている。多くはヴィオラパートを補完する役割をクラリネットに与えているが、バッハの曲にクラリネットが混ざるとさすがに違和感を感じる。ドッペルの伴奏でクラリネットが吹き始めると音量があるのでソリスト二人より目立つのだ。5月に予定されている演奏会でこれを聞かされる聴衆はどんな顔をするのだろう。