グループレッスン 17

まずは、ハ長調の音階を2オクターヴ弾く練習からスタート。

最初は1音を1弓で弾く。
次に2音を1弓で弾く。
さらに3音を1弓で弾く。
ついで4音を1弓で弾く。
・・・・・5音を1弓で弾く。
・・・・・・6音を1弓で弾く。
・・・・・・・・7音を1弓で弾く。
・・・・・・・・・・8音を1弓で弾く。

最後に2オクターブを1弓で弾く。ここまで来ると、弓が足りない人が続出。にもかかわらず、先生は次回は2オクターブ上がって、そのまま下がってくる往復2オクターブ(4オクターブ分)を1弓で弾くので、練習しておくよーにと宣言した。

次にウェルナーを練習。

退屈と評されるウエルナーだが、伴奏パートのある練習曲は、対位法のようで結構面白い。それを3人ずつのグループに小分けして弾いた。

前回の練習が終わった時に先生に(伴奏パート弾きます!)と耳打ちしておいたので、私にご指名があり、他の生徒が上のメロディを弾いて4人で合わせた。グループレッスンが始まったのは6月。4ヶ月で、ついに生徒同士がアンサンブル出来るところまで来た。

2組、6人まで合わせたところで、「どなたか他に伴奏を弾ける人はいますか?」と先生が声をかけると、2月から個人レッスンを受けているM氏が、先生の目線に促されるように、ちょっと遠慮ぎみに手をあげた。

で、今度はM氏と他の生徒3人が合奏。みんなの視線が集まる中、緊張ぎみのM氏は3ヶ月先輩の余裕を見せたのであった。さらにイタリア新作やギヨームの弓を買って気合が入っているT氏も伴奏志願で名乗りをあげた。楽器にかなりの投資しているだけあって、練習も良くなさっている。こうなると、いよいよグループレッスンらしくなってきて面白かった。

次に4分の3拍子の曲を合わせた。この曲の伴奏は誰も手をあげないから私が担当。ベタ弾きでやったら、先生から3拍子の曲はワルツっぽく、最初の拍を強めに3拍目は弱めにとのご指導。ごもっともである。ワルツらしさは次回にリベンジ。次回のレッスンでは8分の6拍子の曲をやる。伴奏は、ぐっと手ごわくなっている。


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